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2026/06/20 (Sat.)

2011
02
24

対談「能登 × 平田」

notohirata.jpg

notohirataT.jpg




能登

いのちの食べ方、ダーウィンの悪夢だな共通項。

平田

うん、それが話易いな!!
私的にここで
ダーウィンの悪夢のナイルパーチ(※1)
良いネタかとおもわれるよ。

能登

うん俺もそう思う。
最近伊藤計劃氏の『虐殺器官』っていう
ちょっと先の時代設定のSF小説読んだんだけども、
それにもナイルパーチの話が載ってた。
内容は飛行機とかの翼に人口筋肉が使われていて、
それ用にイルカとかを養殖してるって設定で、
知ろうとすれば流通全部分かる社会なんだけど、
誰もそんなことに関心を持たないから
その人口筋肉がどうやって出来てるか知らない的な。
で、ナイルパーチの方は繁殖しすぎて
餌がなくなりプランクトンが増加して
ナイルパーチ瀕死で、
そこを人口筋肉の養殖所にして
現地の人は再びお金を得ようとしてるって
設定だったな。

平田

すごいな…!
ナイルパーチの所かなり現実味あるね…。
飛行機の翼に
人工筋肉って発想が…と思っていたら
『関心』ってところがキーワードっていうか…

能登

ハードSFだしかなり現実味があるんだよね。
いくら流通がわかるようになっても
知ろうとするのは
食品とか自分の生活圏内だけといふ

平田

確かに。自分に関係ない所というか、
自分の範疇を越えると
どうにもできないのもあるけど
他人事にきこえちゃうっていうのはあるね…。
ダーウィンの時も
マクドナルドの話題が出るまで
どこか遠い地球っていう空気で見ていた
自分がいたもんな…
まさにそのSF小説になりかねない
未来しかみえない…な…
絶対人口臓器みたいのもこれ…くるよ

能登

豚とかかなー

平田

そうそう!豚!
こないだ野澤さんが言ってた
いつかオレの肺が真っ黒になった時に
オレと換えられる肺が…みたいな。

平田

『陣ゼミはなんで映画をみていたのか?』って所
意見あるといいかもなぁ。
なんで映画みていたのか?については陣さんが
皆に見せたい映画?ドキュメンタリが
多かったのはみんなに
見て考えてもらいたかったからだったっけ?

能登

わたしいまいち陣さんの『世界観』の含む範囲が
広すぎてよくわからんの。
『複眼思考』みたいな感じなのかな?
世界の見方的な

平田

ゼミ二回目から『世界観』来てたね。
私の解釈では、
みんなのものさし?とか思ってる…
多分その世界の見方的なのかと…!
しかし世界観だと本当広いね。

能登

それ関連すよね映画とかは

平田

あああああなるほど!!!
ソレ関連する!
ドキュメンタリが多かったのもそのせいか!

能登

文化に拘束されてる系多かったね
文化っつーか社会情勢というか。

平田

世界観を広げるのと、
自分の世界観でその作品を
どう咀嚼するかとか。
なるほどだよ…
なんていうか今更だけど私
陣さんの狙いをきっちり理解した…笑
社会情勢!
本当それでいくと色々ひっかかる気がする!
文化っていうのもいいなぁなんかやんわりで(笑)
情勢だと悪のイメージがついちゃってなぁ
(ううんいかんなぁ偏り意見かな…)
しかしそういうと世界観、
みんなリンクする所はあっても
みんな違うよなぁ?
しかし今回のペア、
微妙に世界観リンクが多い人同士を
チョイスしてきてるよね。

能登

被る人を組ませてるよね。





kaisetuS.jpg 
 

エンターテイメントの拡張性

能登 翔平

 
朝の話 morning story

平田 有加
 
   
現代のエンターテイメントの
「オリジナリティの欠如」
「メッセージの不在」
といった問題を解決する為、
「データベース型の
ビジュアル決定法」を提案。
作例として
漫画「不死の子」
小説「制服革命」を制作。


  アニメーション作品。
内容は登校する女の子の
ある一日。
コンセプトは家から学校という
道のりの中の出来事を
オマージュで作り、
技法を学ぶという観点から作る事。
成長していくための
第一歩としての作品。

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hihyouS.jpg



キャラクターと動き

  キャラクターの自己

日本アニメーションの演出方法にはアニメーターの名称が使われ、制作法は日々蓄積されている。
平田のキャラクターは話さない。なので動きとビジュアルによって読み手は性格を想像する。
その動きは、歴代のアニメーターが作り出した方法を模倣していく。これは演出から作られたお話である。よって、キャラクターは人物というより戯画 化していくことになる。私がこの巻き込まれ系主人公に抱いた性格は「おっちょこちょい」ではあるが、描き易さと汎用性に富んだキャラクターは、目的とする 演出によって様々な性格を演じてくれそうである。


(能登)
  彼の作品は原文小説のテーマを漫画という媒体でなじみやすく提示している。更に作品の中で少し遊んだりもしていて、ふとした所で現れる息の抜けるギャグ パートがいい味をかもしている。そしてなによりキャラクターが魅力的だ。
魅力的なキャラクターというのは、見た人に描きたいと思わせれば勝ちだと私は思っ ている。バックボーンや設定を事細かに決めたキャラクターは『●●らしさ』を持っていて、場面状況に会わせてこんな行動を取るだろうといった想像がかきたてられる。
漫画家は演劇と同じで『複数人を演じる』ように描く。この作品を演じた後の、彼の次の演目を楽しみにしているのは私だけではないはず

(平田)
 


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2011/02/24 (Thu.) Trackback() Comment(0) 参加者対談

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